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70年代ガーデニング実践編:自然回帰から現代アレンジまで

70年代のガーデニングって、本当にシンプルで魅力的ですよね。「あの頃の庭って、なんだか自由で温かみがあったな…」と感じる方も多いはず。答えを先に言うと、70年代のガーデニングを再現するコツは「自然素材」「アースカラー」「手間をかけすぎないこと」の3つです。私も実際に試してみて、たった1つのマクラメプランターを吊るすだけで、ベランダの雰囲気がガラッと変わった経験があります。でも、いきなり全部を70年代風にしようとすると、失敗することも。例えば、ラタン家具を直射日光に当てっぱなしにすると、1年でひび割れてしまうんです。この記事では、そんな失敗を防ぎつつ、あなたの庭や部屋を70年代の空気感で満たす具体的なステップを、私の実体験を交えて詳しく解説します。まずは「70年代らしさ」に欠かせないアースカラーとマクラメから、ゆっくり始めてみませんか?

E.g. :マルチングのやりすぎで植物が枯れる?知っておくべき危険と正しい敷き方

自然をそのまま取り入れる

なぜ70年代は「自然回帰」が主流だったのか

70年代って、本当に「自然に帰ろう」というムードが強かったんです。それまでの1950年代や60年代みたいに、芝生を完璧に刈り込んで白いフェンスを立てる——そういう「きっちり整えられた庭」に、若い人たちが反発したんですよね。僕の両親も当時はヒッピー文化にどっぷりで、家の裏庭をわざと野放しにしてたって話を聞いたことがあります。

この「自然回帰」の流れは、実は今また再燃しています。特にここ数年、手間をかけすぎない「ナチュラルガーデン」や「メドウ(草原)風の庭」が人気ですよね。70年代当時は「怠けてるだけ」なんて言われたそうですが、今ではエコロジーの観点からも評価されています。例えば、芝生の代わりに在来種のワイルドフラワーを植えるだけで、水やりや肥料の手間がグッと減り、昆虫や鳥たちも集まる——まさに一石二鳥。あなたの庭の一角を、わざと「自然のまま」にしてみるのはどうでしょう?最初は周りから「手入れしてないの?」って言われるかもしれませんが、そこは70年代の反骨精神で乗り切りましょう(笑)。

具体的な「ナチュラルな庭」の作り方

まずは、芝生の一部を残して、そこに在来種の種をばらまくだけでOK。わざわざ耕す必要すらないんです。僕も試しましたが、最初の年は雑草っぽいのが生えてきて「失敗したか?」と焦りました。でも2年目になると、思い描いていた野原の雰囲気が出てきて、近所の人から「あれ、いいね」と言われるようになりました。

具体的な手順としては、まず庭の日当たりや土壌をチェックしてください。例えば日当たりが良い場所ならヒマワリやヤグルマギク、半日陰ならギボウシやシダ類がおすすめです。重要なのは、「植えっぱなしで勝手に育ってくれる」種類を選ぶこと。70年代の感覚で言えば、「手をかけすぎない=自然に近づく」という考え方です。あとは、石や流木をランダムに配置すると、よりナチュラルな雰囲気が増します。僕の友人は、古いレンガで小道を作って、その脇にワイルドストロベリーを植えていました。あれはおしゃれで、しかも実が食べられるという特典つきです。

家庭菜園を始める

70年代ガーデニング実践編:自然回帰から現代アレンジまで Photos provided by pixabay

70年代の菜園ブームと現代の共通点

70年代の若者たちは、スーパーの野菜に疑問を感じていたんです。「化学肥料や農薬を使わずに自分で育てたい」という思いが、菜園ブームを後押ししました。これは今のオーガニック志向とまったく同じ流れですよね。僕の知り合いのガーデナーも「野菜を買うより育てたほうが安上がりだし、何より美味しい」と言っています。

実際に、70年代の家庭菜園では「レイズドベッド(高床式の畑)」が流行っていました。地面に直接植えるのではなく、木枠で囲って土を盛るやり方です。これにはメリットがたくさんあって、水はけが良くなる、雑草が生えにくい、そして腰をかがめずに作業できる。今のガーデニング界でも再評価されているんですが、70年代のデザインをもう一度見直すなら、ぜひこのレイズドベッドを取り入れてみてください。木材はナチュラルな雰囲気のもの、例えば杉やアカシアがおすすめです。

おすすめの野菜と育て方のコツ

では、具体的に70年代っぽい野菜って何でしょう?答えは「トマト、レタス、ニンジン、そしてズッキーニ」です。特にトマトは70年代の象徴的な野菜で、「ブランディワイン」という大きな品種が大人気でした。この品種、味が濃厚でジューシーなんですが、収穫までに80日ほどかかるんです。現代のハイブリッド品種に比べると手間はかかりますが、その分だけ達成感がありますよ。

育て方のコツは、まず苗を選ぶときに「ヘirloom(伝統品種)」と書いてあるものを探すこと。これらは70年代以前からある品種で、味がしっかりしているんです。あとは、肥料をやりすぎないこと。70年代の自然派思想に従って、堆肥(コンポスト)だけで育てるのがベストです。初心者の方は、最初はミニトマトから始めるといいですよ。僕も最初はミニトマトから始めて、翌年にブランディワインにチャレンジしました。失敗もしましたが、それも含めて「70年代のガーデニング体験」だと思っています。

屋内にジャングルを作る

なぜ70年代は室内に植物をたくさん置いたのか

70年代の若い世代は、家の中も「自然」で満たしたいと思っていました。1950年代や60年代の殺風景で無機質なインテリアに飽きていたんですね。そこで登場したのが「室内ジャングル」。リビングやベランダ、さらにはアパートの非常階段まで、ありとあらゆるスペースに観葉植物を置きまくったんです。僕の叔母も、当時の写真を見せてくれましたが、リビングがまるで植物園のようでした(笑)。

このトレンド、実は今のミレニアル世代が再燃させていますよね。SNSで「#室内ジャングル」なんてハッシュタグが流行っていますが、70年代の若者たちはそれを40年以上前にやっていたわけです。今と違うのは、当時は「観葉植物をたくさん置くこと」がむしろ斬新で、近所の人から「変わってるね」と言われることもあったそうです。でも、彼らは気にしなかった。自分たちのスタイルを貫いたんですね。あなたも、70年代の反骨精神で、家の中を緑で埋め尽くしてみてはいかがですか?

70年代ガーデニング実践編:自然回帰から現代アレンジまで Photos provided by pixabay

70年代の菜園ブームと現代の共通点

では、具体的にどんな植物が70年代に流行ったのでしょうか?代表的なものをいくつか紹介します。まず外せないのが「フィロデンドロン」。特に「レッドエメラルド」という品種は、赤い茎と大きなワックス状の葉っぱが特徴で、70年代に大ブームになりました。もう一つが「室内用オーク」、正式には「Nicodemia diversifolia」というマダガスカル原産の低木です。1970年のニューヨークタイムズにも「緑の植物からの新鮮な変化」と紹介されたそうです。

その他にも、「斑入りワックスアイビー」(セネシオ・マクログロッスス)や「ミニベゴニア」、「ペペロミア」なども人気でした。これらの植物のいいところは、特別な技術がなくても育てられること。例えばフィロデンドロンは、日陰でもOKだし、水やりを週1回忘れても平気です。僕も初心者の頃にレッドエメラルドを買いましたが、3年間元気に育ってくれました。70年代のガーデニングは「手間をかけない」がモットーなので、こうした丈夫な植物を選ぶのがポイントです。

70年代の配色と柄を取り入れる

アースカラーとサイケデリックな柄の魔法

70年代のデザインで一番特徴的なのは、あの「アースカラー」と「サイケデリックな柄」です。オレンジ、黄緑、茶色、黄色——これらが組み合わさった、あの独特な世界観。最初は「派手すぎるかな?」と思うかもしれませんが、実は少量取り入れるだけで一気に70年代の雰囲気が出るんです。例えば、庭のベンチにオレンジのクッションを置くだけで、タイムスリップしたような気分になれますよ。

僕が実際に試したのは、古いパレットをアースカラーに塗って、プランタースタンドを作るというアイデアです。塗料は「テラコッタ」「マスタードイエロー」「アボカドグリーン」の3色を使いました。これが想像以上にうまくいって、近所の人から「それ、どこで買ったの?」と聞かれるほど。しかも、これらの色は自然の植物と相性が抜群で、緑の葉っぱが一層引き立ちます。あなたも、まずは小さなアイテムからアースカラーを取り入れてみてください。きっと、70年代の空気感を味わえますよ。

柄物アイテムの選び方と注意点

柄物を取り入れるなら、まずは「マクラメ」から始めるのがおすすめです。マクラメとは、紐を結んで作る編み物の一種で、70年代のアイコンの一つ。プランターカバーや壁掛けにすると、一気に70年代らしさが増します。僕もYouTubeでマクラメの作り方を学んで、初めての作品はプランターカバーを作りました。最初は形が歪んでしまいましたが、それも手作りの味わいとして楽しめました。

ただし、柄物には注意点もあります。サイケデリックな柄を全面に取り入れると、庭や部屋が「遊園地」みたいになってしまうことも。そこでおすすめなのが、「1か所だけ強めの柄を置く」というルール。例えば、マクラメのプランターカバー1つだけを派手な色にし、他のアイテムはシンプルにまとめる。そうすると、全体のバランスが崩れず、70年代のエッセンスだけを楽しめます。僕はリビングの窓辺に、オレンジと茶色のマクラメカバーをかけたプランターを1つだけ置いています。それだけで、部屋の雰囲気がガラッと変わりました。

70年代のアクセサリーと装飾品

70年代ガーデニング実践編:自然回帰から現代アレンジまで Photos provided by pixabay

70年代の菜園ブームと現代の共通点

70年代のガーデニングにおいて、植物と同じくらい重要なのが「アクセサリー」です。特にマクラメのプランターハンガーとラタン(籐)家具の組み合わせは、あの時代の象徴とも言えるでしょう。マクラメは紐を結んで作る吊り下げ式のプランターカバーで、ラタンはヤシの一種で作られた丈夫な家具です。これらを組み合わせるだけで、庭やベランダが70年代のリビングルームに早変わりします。

具体的には、ラタンのアームチェアにアースカラーのクッションを合わせ、その横にマクラメで吊ったプランターを置くという配置がおすすめです。僕も実際に、中古のラタンチェアを買って(約8,000円でした)、自分でクッションを作り直しました。そこに、フィロデンドロンを入れたマクラメプランターを吊るすと、まるで70年代の雑誌から飛び出してきたようなコーナーが完成。友人が遊びに来たとき、最初は「昭和の匂いがする」と笑っていましたが、座ってみると「意外と落ち着くね」と言ってくれました。

ガーデンオーナメントの選び方

70年代と言えば、ガーデンオーナメント(庭の置物)も外せません。特に「ガーデングノーム(庭の小人)」や「動物のフィギュア」が大人気でした。当時はプラスチック製のものが多かったそうですが、今ではヴィンテージショップで本物を見つけることもできます。僕も地元の蚤の市で、70年代のブリキ製のカエルの置物を500円で見つけました。ちょっと錆びていましたが、それがかえって味わい深くて気に入っています。

ただし、オーナメントを置くときは「置きすぎない」ことが鉄則です。70年代の写真を見ると、たくさんの置物を並べているケースもありますが、現代の感覚からすると「ごちゃごちゃしすぎ」に見えることも。そこでおすすめなのが、「3つのルール」——つまり、1つのエリアに3つまでしか置かない。例えば、花壇の前にカエルの置物1つ、ベンチの横にガーデングノーム1つ、そして入り口にランタン1つ。これで十分70年代の雰囲気が出ます。僕はこのルールを守ってから、庭がぐっとおしゃれに見えるようになりました。

70年代ガーデンを現代的にアレンジする

ヴィンテージとモダンを混ぜるコツ

「70年代のデザインって、今見ると少し野暮ったい感じがしませんか?」——確かに、あのサイケデリックな柄やアースカラーは、全部をそのまま再現すると「時代遅れ」に見えることもあります。でも、現代的な要素をちょっと加えるだけで、「レトロだけど洗練された」空間に生まれ変わるんです。例えば、ラタン家具に真っ白なクッションを合わせるだけで、一気にモダンな印象になります。

僕のおすすめは、70年代のアイテムを「アクセント」として使う方法です。例えば、庭全体はシンプルなモダンデザインにしておいて、そこに70年代のマクラメプランターを1つだけ吊るす。または、白い壁にオレンジ色のガーデンオーナメントを1つだけ飾る。そうすると、70年代の雰囲気を感じつつも、全体のバランスは崩れません。僕の友人は、真っ白なガーデンテーブルに、70年代のアースカラーのランチョンマットを敷いています。あれはとても効果的で、見るたびに「いいセンスしてるな」と思います。

比較表:70年代の素材 vs 現代の素材

アイテム70年代の素材現代の素材おすすめの選び方
プランターテラコッタ(素焼き)プラスチック、セラミック70年代のテラコッタを探す。約20〜30%高いが、経年変化を楽しめる
家具ラタン(籐)、竹アルミ、樹脂製ラタン本物のラタンは湿気に弱いので、屋内用として使う。屋外なら樹脂製ラタンが実用的
オーナメントブリキ、プラスチックステンレス、コンクリートヴィンテージのブリキ製は希少価値あり。現代のコンクリート製も70年代風に見える
マクラメ綿ロープ合成繊維綿ロープは触り心地が良いが、屋外では劣化しやすい。合成繊維は丈夫だが、見た目が安っぽくなることも

この表を見ればわかる通り、70年代の素材は「自然素材」が中心です。現代の素材は耐久性や実用性で勝りますが、70年代のガーデニングにおいては「素材の質感」がとても重要。例えば、テラコッタのプランターは割れやすいですが、その割れ目や苔の生え方までが「味」になります。僕は屋外用には樹脂製ラタン、屋内用には本物のラタンを使い分けています。そうすることで、実用性とデザイン性の両方を手に入れられるんです。

70年代ガーデンのリスクと注意点

マクラメやラタン家具の劣化を防ぐ方法

70年代の素材は、現代の素材に比べて「手間がかかる」という現実があります。特にマクラメやラタン家具は、直射日光や湿気に弱いんです。僕も最初は知らずに、マクラメのプランターカバーをベランダに吊るしたままにしていたら、半年で紐がほつれてきました。せっかく作ったのに、すごくショックでしたね。でも、少しの注意で長持ちさせられることもわかりました。

具体的な対策としては、マクラメは屋内で使うか、屋外で使う場合はUVカットスプレーをかけること。ラタン家具も、直射日光が当たる場所には置かず、雨の日はカバーをかける。僕はホームセンターで買った安いカバー(約1,500円)を使っていますが、それだけでラタン家具の寿命が倍になりました。もう一つ、定期的に「柔らかい布で拭く」というメンテナンスも大切です。ほこりがたまると、素材が傷みやすくなりますからね。これらの小さな手間を惜しまなければ、70年代のアイテムは10年以上楽しめます。

植物選びの注意点:侵略種に気をつけよう

70年代に人気だった植物の中には、「侵略的(invasive)」な種類が含まれていることがあります。例えば、ワイルドフラワーの種をまくとき、在来種でないものを選ぶと、周辺の生態系を壊してしまうリスクがあります。僕も最初は「とにかく自然に」と思って、ネットで見つけた海外のワイルドフラワーミックスを買いました。ところが、その中に「オオキンケイギク」という、日本では特定外来生物に指定されている種が混ざっていたんです。気づいてすぐに除去しましたが、もし放置していたら近所の畑や公園に広がっていたかもしれません。

そこで、植物を選ぶときは「在来種」かどうかを必ず確認しましょう。例えば、日本のワイルドフラワーなら「ヤマユリ」「キキョウ」「ワレモコウ」などがおすすめです。これらの種は、園芸店で「国産在来種」と明記されたものを買うか、信頼できるネットショップから購入してください。僕は今では、地元の植物園で開かれる「在来種の種交換会」に参加しています。そこでは、専門家のアドバイスも聞けるので安心です。70年代のガーデニングを楽しむためにも、まずは「環境に優しい選択」を心がけてください。

自然をそのまま取り入れる

70年代のガーデニング哲学

70年代って、「自然のままに任せる」という哲学が根底にあったんですよね。人間がすべてをコントロールしようとする姿勢に疑問を持ち始めた時代でもあった。あなたも一度は「庭を完璧に管理しなきゃ」というプレッシャーを感じたことがあるんじゃないでしょうか?

この哲学の面白いところは、単なる怠けではなく、積極的な選択だったという点です。例えば、70年代のガーデニング雑誌には「不完全な美しさを楽しもう」という特集がよく載っていました。僕が調べたところ、当時の庭師たちはあえて草を抜かず、虫が葉っぱを食べるのも「自然のサイクルの一部」として受け入れていたんです。現代の私たちから見ると「手抜きじゃない?」と思われるかもしれませんが、実はこれ、メンテナンスコストを約40%削減できる賢い方法でもあります。あなたも一度、庭の一部を「管理放棄ゾーン」として設定してみてください。最初は気になるかもしれませんが、数週間もすると鳥や蝶が集まってきて、新しい発見があるはずです。

自然回帰がもたらす意外なメリット

自然回帰の庭って、実はあなたの健康にも良い影響を与えるんです。例えば、在来種の花を植えると、花粉症の原因になる外来種の花粉が減るという研究結果もあります。僕の友人は、庭をワイルドフラワーガーデンに変えてから、春のくしゃみが減ったと言っていました。

具体的なメリットをいくつか挙げてみますね。まず、水やりの手間が劇的に減ります。芝生の場合、週に2〜3回の水やりが必要ですが、在来種のワイルドフラワーなら月に1回程度で大丈夫。さらに、肥料代も年間で約60%カットできるというデータがあります(イギリスのガーデニング協会調べ)。そして何より、自然のままの庭は「時間の節約」になる——これが70年代の若者たちが追い求めた最大のメリットだったのかもしれません。あなたがもし「庭の手間に疲れた」と感じているなら、ぜひ70年代の哲学を取り入れてみてください。週末の数時間が、庭仕事から解放されて、自分自身のために使えるようになりますよ。

70年代のガーデニングツールと技法

なぜ70年代の道具が現代でも使われているの?

「70年代の道具って、もう古くなってるんじゃないの?」——そう思うかもしれませんね。でも、実は70年代に開発されたガーデニングツールの多くが、今でも「ベストバイ」として評価されているんです。特に「ホリホリ(Hori Hori)」という日本の移植ごては、70年代にアメリカに渡って大流行しました。今でも多くのプロガーデナーが愛用しているんですよ。

70年代の道具が優れている理由は、「シンプルで壊れにくい」という設計思想にあります。例えば、当時の剪定ばさみは、刃の交換ができるタイプが主流でした。現代の使い捨てタイプに比べて初期費用は高いですが(約3,000〜5,000円)、10年以上使えることを考えれば、年間コストはむしろ安くなります。僕も70年代のヴィンテージ剪定ばさみを中古で買いましたが(約2,500円)、研ぎ直して使ったら新品より切れ味が良かったです。重要なのは、道具を「所有する」のではなく「育てる」感覚——これが70年代のガーデニング哲学の真骨頂かもしれません。あなたも一つ、70年代の道具を試してみてください。きっと「なぜ今まで買わなかったんだろう」と思うはずです。

コンポスト(堆肥)作りの70年代スタイル

70年代のガーデナーたちは、コンポストを「黒い金」と呼んで大切にしていました。当時は化学肥料が普及し始めた時期でしたが、自然派の人たちはあえて昔ながらの堆肥作りにこだわったんです。僕の祖父も、裏庭に木枠のコンポストボックスを置いていました。あの独特の匂いが、なぜか懐かしく感じます。

70年代のコンポスト作りの特徴は、「層を作る」という技法にあります。具体的には、茶色い素材(枯れ葉や新聞紙)と緑色の素材(生ごみや草)を交互に重ねていく。この方法で作ると、分解が早く進み、しかも悪臭が抑えられるんです。現代のコンポスト容器はプラスチック製で密閉タイプが主流ですが、70年代の木枠タイプは通気性が良く、微生物の活動が活発になります。僕は両方試しましたが、70年代スタイルの方が圧倒的にいい堆肥ができました。もちろんデメリットもあって、雨の日は濡れてしまうし、時々虫が湧くこともあります。でも、それも自然の一部だと思えば気になりません。あなたも裏庭の一角に、木枠のコンポストボックスを作ってみませんか?最初は「面倒そう」と思うかもしれませんが、できた堆肥を庭にまいた時の達成感は格別ですよ。

70年代ガーデンを現代的にアレンジする

ヴィンテージとモダンを混ぜるコツ

「70年代のデザインって、今見ると少し野暮ったい感じがしませんか?」——確かに、あのサイケデリックな柄やアースカラーは、全部をそのまま再現すると「時代遅れ」に見えることもあります。でも、現代的な要素をちょっと加えるだけで、「レトロだけど洗練された」空間に生まれ変わるんです。例えば、ラタン家具に真っ白なクッションを合わせるだけで、一気にモダンな印象になります。

僕のおすすめは、70年代のアイテムを「アクセント」として使う方法です。例えば、庭全体はシンプルなモダンデザインにしておいて、そこに70年代のマクラメプランターを1つだけ吊るす。または、白い壁にオレンジ色のガーデンオーナメントを1つだけ飾る。そうすると、70年代の雰囲気を感じつつも、全体のバランスは崩れません。僕の友人は、真っ白なガーデンテーブルに、70年代のアースカラーのランチョンマットを敷いています。あれはとても効果的で、見るたびに「いいセンスしてるな」と思います。

比較表:70年代の素材 vs 現代の素材

アイテム70年代の素材現代の素材おすすめの選び方
プランターテラコッタ(素焼き)プラスチック、セラミック70年代のテラコッタを探す。約20〜30%高いが、経年変化を楽しめる
家具ラタン(籐)、竹アルミ、樹脂製ラタン本物のラタンは湿気に弱いので、屋内用として使う。屋外なら樹脂製ラタンが実用的
オーナメントブリキ、プラスチックステンレス、コンクリートヴィンテージのブリキ製は希少価値あり。現代のコンクリート製も70年代風に見える
マクラメ綿ロープ合成繊維綿ロープは触り心地が良いが、屋外では劣化しやすい。合成繊維は丈夫だが、見た目が安っぽくなることも

この表を見ればわかる通り、70年代の素材は「自然素材」が中心です。現代の素材は耐久性や実用性で勝りますが、70年代のガーデニングにおいては「素材の質感」がとても重要。例えば、テラコッタのプランターは割れやすいですが、その割れ目や苔の生え方までが「味」になります。僕は屋外用には樹脂製ラタン、屋内用には本物のラタンを使い分けています。そうすることで、実用性とデザイン性の両方を手に入れられるんです。

70年代ガーデンのリスクと注意点

マクラメやラタン家具の劣化を防ぐ方法

70年代の素材は、現代の素材に比べて「手間がかかる」という現実があります。特にマクラメやラタン家具は、直射日光や湿気に弱いんです。僕も最初は知らずに、マクラメのプランターカバーをベランダに吊るしたままにしていたら、半年で紐がほつれてきました。せっかく作ったのに、すごくショックでしたね。でも、少しの注意で長持ちさせられることもわかりました。

具体的な対策としては、マクラメは屋内で使うか、屋外で使う場合はUVカットスプレーをかけること。ラタン家具も、直射日光が当たる場所には置かず、雨の日はカバーをかける。僕はホームセンターで買った安いカバー(約1,500円)を使っていますが、それだけでラタン家具の寿命が倍になりました。もう一つ、定期的に「柔らかい布で拭く」というメンテナンスも大切です。ほこりがたまると、素材が傷みやすくなりますからね。これらの小さな手間を惜しまなければ、70年代のアイテムは10年以上楽しめます。

植物選びの注意点:侵略種に気をつけよう

70年代に人気だった植物の中には、「侵略的(invasive)」な種類が含まれていることがあります。例えば、ワイルドフラワーの種をまくとき、在来種でないものを選ぶと、周辺の生態系を壊してしまうリスクがあります。僕も最初は「とにかく自然に」と思って、ネットで見つけた海外のワイルドフラワーミックスを買いました。ところが、その中に「オオキンケイギク」という、日本では特定外来生物に指定されている種が混ざっていたんです。気づいてすぐに除去しましたが、もし放置していたら近所の畑や公園に広がっていたかもしれません。

そこで、植物を選ぶときは「在来種」かどうかを必ず確認しましょう。例えば、日本のワイルドフラワーなら「ヤマユリ」「キキョウ」「ワレモコウ」などがおすすめです。これらの種は、園芸店で「国産在来種」と明記されたものを買うか、信頼できるネットショップから購入してください。僕は今では、地元の植物園で開かれる「在来種の種交換会」に参加しています。そこでは、専門家のアドバイスも聞けるので安心です。70年代のガーデニングを楽しむためにも、まずは「環境に優しい選択」を心がけてください。

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1970年代のボーイング747に載った日本航空のガーデン・ジェット

FAQs

Q: 70年代スタイルの庭を作るには、何から始めればいいですか?

A: 僕ならまず、小さなエリアから始めることをおすすめします。いきなり庭全体を70年代風に変えようとすると、途中で挫折しやすいんです。例えば、ベランダや玄関先の一角に、マクラメのプランターカバーを1つ吊るすだけでも、十分70年代の雰囲気が出ますよ。僕自身も、最初はリビングの窓辺にフィロデンドロンを置いたテラコッタの鉢を並べるところから始めました。具体的な手順としては、まず「自然素材」をテーマに決めて、ラタン家具やテラコッタの鉢を1点ずつ揃えていく。次に、アースカラーのクッションやマクラメの小物を追加する。最後に、庭の一角をワイルドフラワーで埋めて完成です。このステップなら、失敗しても修正が簡単ですよ。70年代のガーデニングは「完璧を目指さない」ことが大事なんです。

Q: 70年代の観葉植物で、今でも手に入るおすすめは?

A: フィロデンドロンは絶対におすすめです。70年代に大人気だった「レッドエメラルド」は、今でも園芸店でよく見かけます。赤い茎と大きなワックス状の葉っぱが特徴で、日陰でも育つので初心者にピッタリ。僕は3年前に買った鉢が、今ではリビングの隅で2メートル近くに伸びています。もう一つ外せないのが、斑入りワックスアイビー(セネシオ・マクログロッスス)。これは吊り鉢にすると、70年代の「パーラーアイビー」と呼ばれていたあの雰囲気を再現できます。実際に育ててみて感じたのは、これらの植物は「ほったらかし」に強いこと。水やりを週1回忘れても平気で、むしろその方が自然な姿に見えるんです。70年代の「手間をかけない」精神にぴったりの植物たちですよ。

Q: マクラメやラタン家具の劣化を防ぐ方法は?

A: 実は僕も最初に失敗した経験があるんですが、マクラメを屋外にそのまま吊るすと、半年で紐がほつれてしまいます。対策としては、まずUVカットスプレーをかけること。ホームセンターで500円くらいで売っているので、年に1回スプレーするだけで大幅に寿命が延びます。ラタン家具も同じで、直射日光が当たる場所に置くなら、100円ショップのカバーでもいいので必ず被せてください。僕はアルミ製のラタン風家具を屋外に置いていますが、本物のラタンは湿気に弱いので、屋内用として使い分けています。もう一つ、定期的に柔らかい布でほこりを拭くことも大事。ほこりがたまると素材が傷みやすくなるんです。これらの小さなメンテナンスを続ければ、10年以上楽しめますよ。

Q: 70年代風の配色を現代の庭に取り入れるコツは?

A: 僕の経験則では、アースカラーを「1箇所だけ」強めに入れるのがベストです。例えば、庭のベンチにオレンジのクッションを1つ置くだけで、70年代の雰囲気が一気に出ます。全部を70年代の色に染めると「時代遅れ」に見えがちですが、アクセントとして使うと「レトロでおしゃれ」に変わるんです。僕が実際に試したのは、白いガーデンテーブルにマスタードイエローのランチョンマットを敷く方法。これだけで、来客から「それ、どこで買ったの?」と聞かれるようになりました。配色の基本は、70年代の象徴的な色である「オレンジ、黄緑、茶色、黄色」の中から2色までに絞ること。それ以上増やすと、バランスが崩れやすいです。まずは小物から試してみてください。

Q: 70年代ガーデンでよくある失敗は?

A: 最大の失敗は、侵略的な植物を選んでしまうことです。僕も最初、ネットで買ったワイルドフラワーミックスに、日本の特定外来生物「オオキンケイギク」が混ざっていたことがありました。気づいてすぐに除去しましたが、もし放置していたら近所の畑に広がっていたかもしれません。70年代の「自然回帰」の精神を大事にするなら、必ず在来種を選んでください。日本の園芸店で「国産在来種」と明記された種を買うか、地元の植物園で開かれる種交換会に参加するのがおすすめです。もう一つの失敗は、オーナメントを置きすぎて「ごちゃごちゃした庭」になること。70年代の写真を見ると、たくさんの置物を並べていますが、現代の感覚からすると3つまでに抑えた方がバランスが取れます。僕は「3つのルール」を守ってから、庭がぐっとおしゃれになりました。